第2回歴史探究講座「中世の川崎市域の道」~府中道(鎌倉道)を中心に~終了しました
・開催日時 10月17日(土) 午前10時~12時 参加者63人
・講師 中西望介氏(郷土史研究家)
◇内容・講演を終えて
道シリーズ・パートⅡ「「中世の川崎市域の道」では、府中道・鎌倉道が果たしてきた役割について、講師から古地図・文献・伝承をもとに詳しい解説があった。
鎌倉道は、“いざ、鎌倉”という言葉通り、全国の御家人にとって“戦の道・生活の道”であり、鎌倉幕府への道として強く結ばれていた。また、川崎市域には“奥大道”と呼ばれる鎌倉街道の重要な幹線道路があったことについても説明があった。
「道は、果たしてきた機能などを固定的に捉えるのではなく、いろいろな変遷があってその時代背景などによって道が成り立っていることを考えていくことが大切なのではないか。」というまとめの話があった。次回の道シリーズへの期待が高まる講演会となった。
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